谷川岳周辺 高平山(985.1m) 2015年5月9日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 14:56 駐車個所−−15:08 登山口−−15:35 高平山−−15:53 登山口−−16:04 駐車個所

場所群馬県利根郡みなかみ町(旧水上町)
年月日2015年5月9日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場登山口付近なら路側に駐車可。今回は残雪で通行不能個所に駐車
登山道の有無あり。道も良好
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望刈り払われて展望はよさそうだが雨でガスって展望無し
GPSトラックログ
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コメント北東尾根から山頂を往復。意外に立派な登山道でびっくり。登山口までの林道は通行止めだがゲートは無しで事故責任で通行可能。林道を北側からアプローチしたら残雪で登山口まで到達できず。南側の方が林道の状態は良好そうだったので登山口まで入れたかもしれない




林道入口。自己責任で入るようだ まさかの残雪で林道歩き
落石、倒木等多数で車の走行は不可能 標識は無いが登山口。明瞭な道
予想外に立派な登山道が続く でかい熊棚
高平山山頂 山頂の気象観測機材(西側から)
東側から 西に下る登山道沿いにケーブルが延びる
登山口付近の足場が組まれたブナ 車に到着


 宝台樹山の次は高平山に向かう。ここはトンネルがある県道からはずれた利根川右岸の旧道らしい車道の近くにあり、この道から山頂に至るルートがあるのはネットの事前調査で判明済み。顕著な北東尾根を登ることにした。旧道の南側/北側のどちらからアプローチするか悩むところだが、宝台樹山から近い北側から入ることにした。利根川沿いに出る頃には雨は本降りになっていた。

 旧道分岐は手でどかせる車止めが置いてあり通行止めの案内あり。入れるところまで入ってみようと車を進めるが雪解け直後のためか荒れていて、小さな落石があったり倒れかかった木があったり。やがて予想外に残雪に阻まれた。地形図を見ると北東尾根取り付きまで大した距離はないのでここから歩くことにする。本降りの雨模様で今季初の傘の出番。これならゴアと違って蒸れなくて快適だ。幸い風は無し。足元はロングスパッツで固める。

 車の障害となる残雪はここだけで、その先は雪は無かったが倒木や上から落ちてきた枯れ木で車の通行は不可能な状態だった。この道路はこの後何らかの整備がされるのか、それとも放置だろうか?

 大きなカーブを超えて北東尾根末端にたどり着いたが尾根は削られた法面で踏跡皆無。あれ? 情報と違う。末端から外れた場所から取り付くのかもしれないとそのまま車道を進む。尾根末端を南に回りこんでからは道路上の異物はきれいさっぱり無くなり、どうもここは南側からアプローチするのが正解だったようだ。

 ちょっとばかり進んで小尾根が登場すると斜面を上がる明瞭な道が見えた。標識等は全く無いがこれが高平山登山道だろう。道の程度はあまり期待していなかったが、どこまで歩いても体に触れる藪が皆無なほど道幅が広く、よく整備されていた。どう考えてもメジャーな山とは思えないが、エアリアマップの赤実線レベルの道だ。

 最初は斜面を登って北東尾根に乗ると尾根上も良好な登山道が続く。尾根上でもほぼ無風で、雨の中で傘をさして歩いても濡れたりしない。周囲から藪がはみ出ることもない。910m鞍部付近で登山道上に枯れ枝がまとまって落ちた場所があったが、こんなところは上を見ると熊棚があるのが常だがここでも予想通り。かなり大きな熊棚だった。

 930m峰を通過してなおも登る。樹林とガスで遠くが見えないので山頂までの距離が分からないのは精神的に疲れる。それまでの樹林が開けて頭上が明るくなると同時に足場管で組まれた櫓が出現。ここが高平山山頂だった。櫓に取り付けられた物体を見ると気象観測設備であることが分かった。電源はソーラーパネルで無線でデータを飛ばすのではなく有線だった。北西へ向かう尾根上にオレンジ色の2本のケーブルが這っていて、この尾根上にも明瞭な道があった。尾根の南北方向は樹林が開けて展望があるが、今はガスって展望なし。最高点よりやや西に下がった場所にGさん標識がかかっていた。

 帰りは往路を戻る。往路では気付かなかったが車道に出たところ付近のブナの周囲に足場が組まれて、まるでツリーハウスのように床のような板が幹の周囲をぐるっと囲んでいた。ただし今はあちこち底が抜けていて使われていないことは明白。いったい何に使ったのだろうか?

 降り続ける雨の中を車まで歩いて本日の行動は終了。

 

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